今回はアダルトチルドレンの私にとって辛い言葉の代表に値する嫌いな言葉です。
これまでの日記を読んでいただいたら分ると思うので割愛致します。
小さい頃まだ世の中の事や大人の事情が理解出来なかった幼少期~中学生位迄の頃の話になります。まだ自分の家が普通の家庭環境ではないと確信出来てない頃。
まだ小さい私は何故、お父さんお母さんが家に居ないのか?何故一週間親と会えないのを我慢して寂しい思いをしないといけないのか?爺ちゃん婆ちゃんと良い子にして待って居ないといけないのか?分らず週末に帰って来る親に何度も質問を投げかけた記憶がある。決まって出る言葉は「仕方がない」この地方の方言で言えば「しゃーない」でしょという言葉が返ってくる。「仕事しないと御飯食べれないのだから」「あなた一人でアパートに置いておけないだろ」「仕事でしんどいのに面倒みれない」みたいな大人の事情並べられて、子供には理解出来ないような内容。それも高校生ぐらいになってるなら話せばわかるだろうが、4歳や5歳で納得するはずもなく。要するに仕事しないと収入がない、小さい子供を育てながら仕事は出来ない。ハッキリ言えば邪魔だったわけですよ。母親の両親(私の爺ちゃん婆ちゃん)に押し付けて飯だけ食わせてたら大きくなるでしょ・・みたいな。犬や猫じゃねーわ!都合のいい時だけ偏った愛情的な耳障りの良い事言われても。親にとって都合の悪い我儘な事を言い出すと「しゃーない」でしょって無理やり納得させる逃げ口上。幼い私は泣きながら首を縦に振るしかなく。それでも振り向いてほしくて、わざと悪い事をして気を引く糞ガキに育っていく。中学に入る頃には不良少年の出来上がり。私が、親的に言えば「寂しい思いさせ過ぎたんだから、しゃーない」って言ってやりたかった。学校から親に頻繁に私の素行が悪いので教育指導で呼び出され、ついに私が中学2年ぐらいの頃に親が帰ってきて一緒に住むようになった。もうそれでは遅いんだって!!!そんな頃に帰って来られても不良になってしまってる私としては鬱陶しいだけ。今更、偉そうに親面されてもって感じだった。
仕方ないという言葉、どうにも方法がない。努力や改善の手立てがない八方塞がりになりどうすることも出来なくなって始めて「仕方がない」「致し方ない」
じゃないですか。言い訳の為に逃げる為に仕方ないと言われるのは未だに大嫌いなのである。この言葉で言い訳されると昔の思いも重なって怒りのボルテージが一気に上がる。
だから私自身、何か方法は無いのか?改善策はないか?って方法を模索する。仕方がないという言葉は最後まで使いたくないんです。単なる私の拘りなだけなんですけどね。
長々と最後まで読んでいただき、ありがとうがざいました。
おかげで、いっぱい遠回りして嫌な思いしたり人に嫌な思いさせた分、人には優しく
人の痛みがわかるようになりました。そういう面では反面教師の親から得た物もあるんですよね。ほんと凄い遠回りな人生ですけど、思い遣りを大切に。しんどい人の話相手になれるのであればって思うんです。たいした助けにはなれないけど少しでも元気になって貰えたらと 偉そうな事は言えるような人間ではないんですけどね